池田小学校出前授業実施結果
日時:令和4年9月13日(火)9:35~10:20、10:40~11:25
場所:池田小学校家庭科教室
テーマ:地元資源の有効活用(酒粕石鹸づくり)
参加者:生徒6学年2クラス、31人、31人 教諭5名
事務局 阿波池田商工会議所:坂本専務理事、三好市:漆川主事
合計 69人
内容:地元の酒粕を使った石鹸づくりを体験し、地域資源の有効利用や地域ならではの商品づくりに繋がることを感じてもらいました。
講師:リトセア代表 寺尾 和代 氏
(公社)日本アロマ環境協定認定アロマテラピーインストラクター、アロマセラピスト
全日本薬膳食医情報協定認定薬膳インストラクター
グループに分かれ、講師の指導の下、石鹸素地にカラーマイカ、精製水、酒粕を加え、手でこねて石鹸をつくる体験を行いました。
講師からは、酒粕は日本酒を造る工程で生まれる副産物で、米に酵母を加えて発酵させると「もろみ」になり、これをしぼったものが「日本酒」で、残ったのが酒粕であること。一部はお菓子などに活用されているが、廃棄されるのも多いこと。酒粕には、発酵の過程でできる酵母などの栄養素がたくさん含まれ、食べても塗っても身体に良い効果が期待でき、最近は酒粕をつかった化粧品やお菓子等の商品が出来ていること。
特に注目したいのが、コウジ酸で、紫外線で肌が黒くなるメラニンの生成を抑える働きがあり、石鹸にも使うが、精製水で柔らかく溶いて、顔や手にパックとして使っても良いこと。不織布等で包んで酒粕風呂として使ってもいい等の説明がされました。
地域には、酒粕という資源があること、それを有効活用することで、健康づくりや商品づくりにもなるということを感じてもらいました。