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お知らせ

活動報告 2020.10.22

高校生に出前授業の実施

「みよし地域しごと対策協議会」が主催する出前授業を次とおり実施しましたので、ご報告します。

1.日 時  令和2年9月17日(木)
17:30~18:00 講義 ※丸浦工業(株)会長  丸浦世造氏
 18:00~18:10 質疑応答         同  上
18:10~18:40 講義 ※(社福)池田博愛会
法人本部事務局 副部長 岡千賀子氏
障がい者支援施設箸蔵山荘 課長 木村公明氏
障がい者就業・生活支援センターはくあい 課長 木村友則氏
 18:40~18:50 質疑応答             

2. 場 所  池田高校 定時制 読書室

3. テーマ  「社会人として必要なこと」

4. 参加者  定時制生徒20名、先生5名、事務局4名 計29名

5. 内 容
1.講義:丸浦工業(株)会長 丸浦世造 氏
・夢と現実のバランスが大切。実現しやすいところに幸せを感じる尺度をおく。小さい幸せの積み重ね。自分がやりたいことを求めすぎずに会社やお客様がやってほしいことに全力で取り組むことで認められ、対価が得られる。

・現在、わが社では人口減少時代を背景に従来の建設業だけを突き詰めることをやめ、まちづくりを総合的に支援する事業にシフト。事業を通じて社会課題を解決し、永続的な成長と発展を目指すことを使命としている。ヒトとマチとシゴトをデザインすることがコンセプト。

・やみくもな売上拡大路線をやめて一人当たりの生産性にフォーカスする。

・持続可能な成長目標(SDGs)の中から7項目の事業に挑戦する。

・未来を担う社員の積極採用と育成に注力して「人材ファースト経営」を推進する。

・10年先にこうありたいという理想の姿を描いて、現在何をすべきかを考えてほしい。苦労を乗り越えた先に成長がある。企業としては、やらない言い訳を探さず、新しいことに挑戦する人財がほしい。

【質疑応答】
Q1(市原先生):女性社員や男性社員が仕事と家庭生活を両立できるように何か工夫をされていることがあれば、お聞かせください。

A1(丸浦会長):営業職の男性社員は、固定的な就業時間を決めずに結果として成果をだしてくれれば、比較的自由に時間のやり繰りができる形態をとっている。特に子育て中の女性社員は、決まった時間帯に会社に出てくる必要もないスーパーフレックス制で、プロジェクトを進めてもらうジョブ型を採用している。子育て支援策として、子供行事休暇という休暇制度を導入することを予定している。

Q2(坂本先生):昨年採用された6名の女性は、どのような職種に就いていますか?

A2(丸浦会長):2人はミンデキッチン、2人は建設業の事務職(未経験者)、残り2人は営業職(ジョブ型)で、移住者支援のプロジェクトを担当している。

講義:(社福)池田博愛会法人本部副部長 岡千賀子 氏他2名
・福祉の仕事はきつい、汚い、給料安い、職業ステータスも低く見られがち。だけど、自分たちが支援することによって、利用者さんが笑顔になり、そのご家族から感謝されたりすると「達成感」が得られる素晴らしい仕事。

・僕たちが試行錯誤しながら支援した結果、しゃべれなかった人がコミュニケーションをとれるようになったり、何もできないと思われていた人が作業ができるようになったりと改善が見られる。その人の人生に係わって、みんなを幸せな方向へ向かわせるという「やりがい」がある仕事。

・働く人として必要なこととは、健康管理や日常生活管理、意欲、忍耐力、職業能力、社会のルール、挨拶をして存在を認め合うこと。

・まずは自分から相手の良いところを見つけてあげること。仕事の一部としての余暇の過ごし方(楽しんで遊ぶこと)。そして、失敗してもあきらめずに試行錯誤を繰り返すこと。自分一人でできないことは、上司や仲間に相談すること。

▼出前授業風景


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